NO(一酸化窒素)の分泌が血管を強くして若返られる【食べるべき食材】
NO【エヌオー】と呼びます。
NOとは、一酸化窒素のことであり、動脈の内側にある血管内皮細胞から分泌されるものです。
この生理機能が明らかになったのは1980年代のこと。
①動脈を拡張させて血流を良くし、血圧を安定させる
②傷ついた血管を修復する血管保護作用
③動脈硬化を予防する
上記の3つの働きがあることがわかっています。
NOが分泌されれば血管が、しなやかで若々しく若返るのです。
NOの分泌を促す食材
NOが分泌されると血管が拡張して血流が良くなります。その逆に血流を良くすることがNOを出すことに大切になるのです。
血流を良くする食べ物は、冷え性を改善するのに効果的な食材と同じようなものです。
身体を食べ物でポカポカさせれば良いのです。
・ショウガ
ショウガに含まれる辛味成分のジンゲロールが血行を促進してNOの分泌をサポートしてくれます。
生姜は冷え性改善に効果的な代表な食べ物ですね。身体を温めてくれます。
✅ ショウガ粉末 ジンゲロール
・トウガラシ
トウガラシに含まれるカプサイシンは、血管を拡張させて血流を増やし、結果としてNOの分泌量を増やします。
辛味成分のカプサイシンは、身体を温め発汗効果もあり血液循環をスムーズにしてくれます。
✅ カプサイシン サプリメント
・適量のお酒
お酒も実は血管に良い効果とあります。ただ飲み過ぎはNGで、適量が大事です。
お酒の中でも抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれる赤ワインがオススメにはなります。
まとめ。
NOの分泌は血管の健康を維持してくれます。
分泌量が低下すると老化が進み、動脈硬化を引き起こす可能性も高まるので、NOの分泌が高まる食材も摂りながら、血管のメンテナンスも考えていきましょう。