血管を強くすることで毛細血管が増えて、その結果に若返りに繋がる。
見た目が若々しい人は、血管が強く毛細血管の数も多いのかもしれません。
毛細血管とは、その名の通り、細く細かい血管です。役割としては、全身の隅々まで酸素や栄養素を届けてくれます。
シミやシワが目立ったら毛細血管が老化のサイン
毛細血管は、体の細部にまで張り巡らされております。目元や爪まで栄養を送ってくれるのです。つまり目元のシワや、シミが目立つようになってきたら血管が老化してきているのかもしれません。
顔の老化は、紫外線だけでなく血管年齢とも関係があると思います。
ある研究の結果に、シミの面積が大きい人ほど、動脈硬化の傾向が強いことがわかったそうです。
動脈硬化とは血管が硬くなり、弾力が失われた状態のことです。
若返りのための生活習慣
日々の生活の中で、老化を早めていると思われるチェック項目を確認してみましょう。何個くらい当てはまりますかね。
□外食が多い
□揚げ物が好き
□太ってきた、肥満気味
□目の下にクマができやすい
□たるみ、くすみ、ほうれい線が気になる
□高血圧気味である
□毎日お酒を飲んでいる
□運動不足である
□イライラすることが多い
チェックが1つでもあると、血管年齢は実年齢よりも高い可能性があり、見た目に見える年齢も高くなるかもしれません。
個人差はありますが、だいたい30歳くらいから血管の老化が始まると言われています。生活習慣が悪いと、もっと早まっている可能性はあります。
老化を阻止するためにも、血管が若返るための行動を始めていきましょう。
大丈夫です、毛細血管は何歳からでも増やせます。
✅ 大丈夫!何とかなります 毛細血管は若返る
外見を意識した食事と運動
外見を若々しくするためには、毛細血管を増やして血管を強くすること。そのためには血管を強くする食事と、守る食事があります。
血管を強くする食事。
・クルミ
・ニンニク
クルミには、抗老化のビタミンといわれるビタミンEの豊富です。血管をしなやかなものにしてくれます。
ニンニクにも、血管をしなやかにする物質が分泌されると考えられています。また老化を抑制する抗酸化作用を持つので、血管だけでなく若返りによい食材といえます。
血管を守る食事。
・大豆製品
・焼いたもの、炒めたもの、焦げは食べない
大豆には、大豆イソフラボンと言う成分があり、悪玉コレステロール値を下げてくれることがわかっています。大豆そのものや納豆、豆腐、味噌などの大豆製品でも効果があります。
悪玉コレステロールが高いと、血液がドロドロになり、動脈硬化のリスクも高まりますし、血管へのダメージにもなります。
焼いたり、炒めたりしたときの、焦げた部分を食べると老化の原因となります。AGEと呼ばれる成分が悪く、身体へ取り込みたくないです。
「お焦げが、うめぇんだよー」って笑顔で食べれるのは10代までか、3ヶ月に1回くらいにしておきましょう。
取り込まないために調理方法は、蒸す、ゆでる、煮る方法が有効です。この調理方法のものを食べると、老化の原因となるAGEを減らすことが可能です。
焼いたもの、炒めたものは週に2回までなどのルールを決めると良いと思います。
毛細血管を増やす運動【超初心者編】
血管の若返りには、運動が良いのです。血流も上がり、毛細血管も増えます。
手っ取り早いのが筋トレです、筋肉を使えば、より血流を良くできるし、代謝も上がる。筋肉が付けば日常から血管に良いことばかり。
とは言え、運動の習慣もなかった人に、いきなりの筋トレはハードかもしれませんので、超カンタンなことからご案内します。
・よく歩く
・かかとの上げ下げ
・ジャンプ【ちょい弾む程度】
上記の、これだけ。簡単。
とりあえず良く歩きましょう。下半身から血流がアップしていきます。まずは動かさないことには、筋肉も使われずに血液も流れません。
散歩でも、大股のウォーキングでも、仕事の行きや帰りでも、階段なども意識して使いましょう。よく歩く癖をつけてしまうのです。
次に、かかとの上げ下げです。筋トレのメニューで言うと、カーフレイズと言います。動画でチェックしてみてください。
第2の心臓と呼ばれる、ふくらはぎを鍛えることができます。
最後は、軽く弾むようなジャンプ。
こちらもふくらはぎが鍛えられ、筋肉がポンプの役目として使われて、血行が良くなります。着地の衝撃だけ気を付けて、身体に優しくしましょう。
できる人は、縄跳びをやりましょう。
これなら初心者でも意識してできるはず。
簡単だなと思っていても、実践して続けられてる人は多くないかもしれません。
レベルが上がってきたら筋トレをおすすめします。やはりジムへ定期的に通われている人は、若々しいイメージがあります、それは見た目だけでなく、メンタル面、心も若くなるから、相互作用として若くあり続けるのかなと思ったりします。
若返るための、食事と運動を、小さく始めてみましょう。