自分に合う枕をバスタオルで作って睡眠の質を上げる【オーダーメイド枕】
自分に合う枕選びのポイントは高さと形
朝に目覚めたときに、どうも調子が悪い。疲れがとれていない。そんな気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
枕選びのポイントは、高さと形です。
特に、枕の高さは睡眠中の姿勢や呼吸にダイレクトに影響します。
・枕が高い場合
あごを引く姿勢になるため、気道がふさがり呼吸がしにくくなるため、眠りが浅くなります。イビキもかきやすいです。
最近、注目されている顎部が高くなっている枕は、首が伸びきり、頭部が後方に引っ張られるようになるため口呼吸になりがちで、肩こりや首の痛みに繋がる可能性があります。
・枕が低すぎる場合
口が開くと喉が乾燥するためウイルスの付着で風邪を引きやすかったりします。
首に痛みが出たり、肩こりの原因ともなります。
枕選びの理想の高さ
理想の高さの条件は、立っているときの姿勢がキープできて、仰向けになったときに首が自然に伸びていて楽に呼吸ができること。
自分に合うと思って選んだ枕も、使い続けるとちょっと違うと感じることも多いため、高さで迷ったらとりあえず低めを選んでおこう。のちのちタオルでアレンジができます。
首が長い人は高めが良くて、、首が太くて短い人は低めがフィットする傾向にあります。
✅ バスタオル快眠法
寝返りのために形も大事
枕選びには、寝返りを打ちやすい形も重要なポイントになります。
寝返りは身体の歪みを矯正し、血液やリンパ液の流れを良くしたり、体温調節をしたりするために必要不可欠なのです。
枕の両サイドが、中央よりも高めで、頭の大きさの２．５～３倍くらいの幅があるのが理想です。
素材は、ある程度は硬さのあるもののほうが寝返りのためには良いです。
ホテルで使用されているような、ふわふわで柔らかいものは、一瞬は気持ち良くて快適ですが、頭が沈みすぎて首が安定せずに寝返りが打ちにくいことがあります。
朝に目覚めたときに、首や肩がこっていて疲れている場合には、そのような枕の事情が隠されているかもしれません。
タオルを使い、自分に合わせるカスタム枕
これが自分に合っているとおもい買っても、実はちょっと違ったかもと感じることもあると思います。
そんなときは、自分にぴったりの高さに合わせて作ってしまえばいいのです。
バスタオルを３～４枚つかえば簡単に作ることができます。
①まずは厚手のバスタオルを１枚を４つ折りにします。それをいまお使いの枕に、高さ調節をしながらセットします。
②両サイドには、１枚のタオルを丸めるようにたたんで、中央よりも２～３cm高くなるように起きます。
枕の両サイドが高いと、横向きの姿勢が取りやすくなるのです。
③両サイドのタオルがずれないように、上からバスタオルを１枚かぶせるようにひきます。
これでオリジナルバスタオル枕の完成。
自分に合う枕の高さの気持ちよさを体感すれば、、次に枕を買うときの参考になると思います。
これで深い眠りへの一歩となるかと思います。
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